※在校生、卒業生の別は取材時点のものです

在校生

笑顔を忘れず、やりがいを持って看護をしていきたい

看護師を志したきっかけ

小学2年生の時、母が高齢者施設で看護師として働く姿を見て憧れを抱きました。レクリエーションを通じて入所者の暮らしを支える姿に「楽しそうだな」と思ったのがきっかけです。母も、同じ道を選んだわたしのことを応援してくれました。

学習面で工夫したこと

集中力がなかなか続かないため、学習時間を確保できるときに一気に集中して勉強しました。わたしは好きなことをするとやる気がアップしたので、音楽を聴いたり、お菓子を食べたりしながら勉強していました。少し変わった方法かもしれませんが、そうすることで、飽きずに勉強を続けられました。

実習で印象に残っていること

2年生の実習中、担当患者の意識レベルが低下した際、自分が何もできず、ただ怖くて助けを呼ぶだけだった経験が強く印象に残っています。その時、看護師としての責任の重さを感じ、しっかり学んで経験を積んでいかなくてはいけないと痛感しました。この経験があったことで、その後の実習や演習への意識が変わり、さらに真剣に取り組むことができました。

先生について

先生たちは、現場経験が豊富で、臨床経験を踏まえた具体的な指導をしてくれました。さらに専門的知識だけでなく、人間的な温かさも感じられる先生方ばかりでした。入学するまでは看護学校の先生は厳しくて怖いイメージがありましたが、実際は一人一人個性があって面白く、優しかったです。学生一人一人のことを考えてくれており、話し方や表情、振る舞いからその思いが感じられました。

一人暮らしについて

最初は知らない土地での暮らしに不安があり、寂しさから泣く夜もありました。特に1年生の頃は週末になると、実家に帰っていました。しかし、夏休み以降は徐々に慣れ、佐世保での生活になじんでいきました。今では、ここが自分の居場所だと感じています。それに、人間観察が好きな私にとって、さまざまな人々と出会える佐世保は刺激的で、楽しいところだと思います。

理想の看護師

わたしの好きな言葉は「必笑」です。母からは「どんなときも笑顔だよ」とアドバイスをもらっています。常に笑顔を忘れず、やりがいを持って仕事に取り組みたいです。患者さんの人生の大切な瞬間に関わる職業として、単なる仕事としてこなすのではなく、患者さんの生活や思いを深く理解し、寄り添える看護師になりたいと考えています。卒業後は市内の病院で働く予定です。笑顔を通じて患者さんに安心感を与え、心に寄り添う看護を実践したいと思っています。