※在校生、卒業生の別は取材時点のものです

在校生

看護師として世の中の役に立てる道を探したい

実習での学びについて

1年生の実習は1週間と短いのですが、2年生になると1か月の長期になります。その分、患者さんとのコミュニケーションも深まりますし、看護技術についてもより学習の定着が進みました。看護一つ一つをとっても「なぜこの処置が必要なのか」を具体的に考えられるようになったことが大きな学びでした。実習は授業で学んだ知識が現場でどう生かされるかを体感できるので、とてもワクワクする経験でした。

学びの中で変化した看護観

「患者さんに寄り添う」看護をしたい、という思いで入学しましたが、正直、その言葉の意味を理解して使ってはいませんでした。1年2年と、実習を通して、具体的な意味付けができるようになったと感じています。 例えば、患者さんが本当に困っていることは何かを考え、その人ができることを尊重して行動することなど。現場では患者さんの思いや立場によって「良い看護」はそれぞれで、常に患者さんの立場になって考えることが大切だと知りました。

学校の仲間について

64回生のみんなは、同じ看護師になりたいという夢を持つ仲間たちです。みんな思いやりがあって、お互いを助け合える雰囲気があります。また、いつも真剣に勉強に取り組む仲間がいるおかげで、大変な時も前向きに学ぶことができています。 実習や試験が終わった後は「みんなで乗り越えた」という大きな達成感があります。そんな日の帰り道はみんなとてもテンションが高いですね(笑)。こんな日々の瞬間が最高だなと思います。

3年生に向けての抱負

3年生になったら、今まで以上に周りの人のことを考えて行動できるようになりたいです。学校生活はもちろんのこと、実習で出会う患者さんや一緒に働く先輩看護師さんに対して、細やかな気配りができるようになりたいです。というのも、実習で出会った看護師さんはみな、気づかいや思いやりを大切にしていたからです。学びを深めながら、看護師としての人間性も高めていこうと思います。

将来について

卒業後は助産師の資格を取得し、ゆくゆくは十分な医療が行き届かない国や地域のために働きたいと考えています。まずは地元の病院で看護師、助産師としての経験を積んでいこうと思います。医療を受けられない地域の人々への貢献といっても、今はまだ具体的な方法がわかりません。自分らしく、看護師として世の中の役に立てる道を探していきたいと思っています。